释义 |
むさし‐あぶみ【武▽蔵×鐙】1サトイモ科の多年草。関東地方以西の海岸近くの林内にみられる。5五月ごろ、仏炎苞ぶつえんほうに包まれた太い穂を出す。苞は上部が幅広く、鐙状をしている。2武蔵国で作られた鐙。鋂くさりを用いないで、透かしを入れた鉄板にして先端に刺鉄さすがをつけ、直接に鉸具かことしたもの。補説 鐙の端に刺鉄を作りつけにするところから、和歌では「さすが」に、また、鐙は踏むところから「踏む」 「文ふみ」にかけて用いられる。「むさしあぶみさすがにかけて頼むには問はぬもつらし問ふもうるさし」〈伊勢・一三〉 撮影・広瀬雅敏 |