释义 |
[一]〘名・形動〙[二]〘名〙む‐しん【無心】アクセント むしん○ 一〘名・形動〙1無邪気であること。また、そのさま。「―の勝利」 「―な子供」2意志・感情などの働きがないこと。「―の草木」3仏語。㋐心の働きが休止していること。㋑一切の妄念を離れた心。⇔有心うしん。4和歌・連歌で、表現などのこっけい・卑俗をねらいとするもの。5狂歌のこと。和歌を有心うしんというのに対していう。6思慮に欠けること。気が利かないこと。また、そのさま。「さること言はむ人、かへりて―ならむかし」〈枕・一三三〉7情趣を解する心がないこと。また、そのさま。無風流。「―なる女房などの歌よみかけたる」〈無名抄〉8思いやりのないこと。また、そのさま。無情。「―に心づきなくてやみなむと」〈源・帚木〉二〘名〙スル 人に金品をねだること。「親に金を―する」類語 (1)無邪気・初うぶ・ういういしい・あどけない・いたいけ・天真爛漫・天衣無縫・イノセント・罪が無い/(2)無我・無私・滅私・虚心・虚心坦懐・純粋・無念無想・無欲 |