释义 |
む‐じゅん【矛盾┊矛×楯】アクセント むじゅん○ 〘名〙スル1ほことたて。2《昔、中国の楚の国で、矛ほこと盾たてとを売っていた者が、「この矛はどんなかたい盾をも突き通すことができ、この盾はどんな矛でも突き通すことができない」と誇ったが、「それではお前の矛でお前の盾を突けばどうなるか」と尋ねられて答えることができなかったという「韓非子」難一の故事から》二つの物事がくいちがっていて、つじつまが合わないこと。自家撞着じかどうちゃく。「発言の―を突かれる」 「二人の話が―する」3論理学用語。㋐伝統的論理学で、二つの概念または命題が一定の事象を同一の観点から同時に、一方が肯定し他方が否定する場合の両者の関係。㋑命題論理学で、複合命題からなる論理式の各要素命題にいかなる真理値を与えても必ず偽となる式。4ヘーゲル弁証法で、概念の発展に必要不可欠な契機。類語 (2)(3)ずれ・行き違い・ジレンマ・撞着どうちゃく・自家撞着・齟齬そご・牴牾ていご・二律背反・背反・背理・不整合・不一致・扞格かんかく・対立・相克・ミスマッチ(―する)相あい反する・食い違う・相容れない |