释义 |
元の鞘に収まる元の木阿弥もと【元┊▽旧┊▽故】アクセント も↓と 《「本もと」と同語源》以前。むかし。副詞的にも用いる。「―の同僚」 「この地に―から住んでいる人」 「―あった所に戻す」 「―大臣」類語 旧・前まえ・前ぜん・先元もとの鞘さやに収おさま・るいったん絶交または離縁した者が、再びもとの関係に戻る。類語 仲直り・和解・和睦・和議・和平・和戦・講和・休戦・停戦・終戦・矛を収める・水に流す元もとの木阿弥もくあみアクセント も↓とのもくあみ いったんよくなったものが、再びもとの状態に戻ること。補説 戦国時代の武将筒井順昭が病死した時、死を隠すために、その子順慶が成人するまで、声の似ていた木阿弥という男を寝所に寝かせて外来者を欺き、順慶が成人するや順昭の喪を公表したために、木阿弥は再びもとの身分にもどったという故事からという。 |