释义 |
ものなら〘接助〙《形式名詞「もの」+断定の助動詞「だ」の仮定形「なら」から》動詞・動詞型助動詞の連体形に付く。1(可能の表現に付いて)実現が不可能だと思われる事柄を仮定的に示す意を表す。…ならば。「別れられる―別れたい」 「逃げられる―逃げてみろ」2(「うものなら」 「ようものなら」 「まいものなら」の形で)もし実現したら、好ましくない事態が起こる場合を仮定的に示す意を表す。…としたら。「うそをつこう―、とんでもない目にあうぞ」 「うっかり捨てよう―、どやされるぜ」補説 「ものなら」は「ものならば」の「ば」が省略された形で、うちとけた話し言葉では「もんなら」となる。 |