释义 |
矢でも鉄砲でも持って来い矢の如し矢の催促矢の使い矢のよう矢も盾もたまらない矢を射るが如し矢を矧ぐ矢を向けるや【矢┊×箭】アクセント や↓{が} 1武器・狩猟具の一。弓の弦つるにつがえ、距離を隔てた目的物を射るもの。木または竹で作った棒状のもので、一方の端に羽をつけ、他方の端に鏃やじりをつける。「―をつがえる」2木材や石など、かたいものを割るのに使うくさび。3紋所の名。1の形を組み合わせて図案化したもの。類語 弓・弓矢・筈 矢の紋所の一つ「丸に矢尻付き違い矢」 矢の紋所の一つ「片桐違い矢」 矢やでも鉄砲てっぽうでも持もって来こいどんな手段を使ってもかまわないからかかってこい。腹を据えた場合や半分やけになった場合などに発する言葉。矢やの如ごとしきわめて速いこと、速くまっすぐに進むことのたとえ。「光陰―」 「帰心―」類語 身軽い・身軽・軽軽かるがる・軽快・軽かろやか・簡捷かんしょう・はしこい・すばしこい・素早い・手早い・敏速・敏活・迅速・敏捷びんしょう・手ばしこい・手早・速やか・速い・足早・早足・小走り・機敏・一瀉いっしゃ千里・急ピッチ・はかばかしい・目にも留まらぬ・ひらり・ひょい・ひょいひょい・ぴょん・ぴょんぴょん・てきぱき・しゃきしゃき・きびきび・ずんずん・クイック・スピーディー・ハイペース・さっと・ちゃちゃと・ちゃちゃっと・さっさ・とっとと・ついと・つっと・つと・すいと・すっと・ぱっと・すたすた矢やの催促さいそくアクセント や↓のさ↓いそく 続けて激しくせきたてること。類語 催促がましい・せつく・迫る・要求する・強請きょうせいする・強迫する・強談ごうだんする・催促する・催告する・責め立てる・せがみ立てる・急き立てる・急かせる・尻を叩く・やいのやいの矢やの使つかい度々来る急ぎの使い。「此の事を聞きて、―をたてたりけるこそ難義なれ」〈仮・是楽物語〉矢やのよう素早く、またまっすぐであるさまのたとえ。「―な送球」矢やも盾たてもたまら◦ない思い詰めて、こらえることができない。気がせいて、じっとしていられない。「母親の病状が心配で―◦ない」類語 そぞろ・足が地につかない・気が気でない・気が揉める・居ても立ってもいられない・不安・考え事・思案・物思い・心配・気疲れ・気苦労・心痛・心労・懸念・恐れ・憂慮・取り越し苦労・杞憂・悲観・恐れる・危惧きぐ・危懼きく・疑懼ぎく・胸騒ぎ・気がかり・心がかり・不安心・心細い・心許こころもとない・憂い・気遣い・煩わずらい・怖い・危なっかしい・おぼつかない・頼り無い・おののく・動揺・心騒ぎ・煩慮・憂惧ゆうぐ・憂懼ゆうく・憂い事・気遣わしい・痛心・鬼胎・ひやひや・はらはら・どきどき・おどおど・あぶなあぶな・恐る恐る・こわごわ・おっかなびっくり・おじおじ・おずおず・びくびく・こわがる・臆する・おびえる・びくつく・おじる・おじける・恐怖・恐れをなす・悪びれる・案ずる・生きた心地もしない・気になる・気に病む・居たたまれない矢やを射いるが如ごとし動作や物事の進行の速度がきわめて速いことのたとえ。矢やを矧は・ぐ一(「矧ぐ」が四段活用の場合)竹に羽をつけて矢を作る。「矢部やはぎべをして―・がしむ」〈綏靖紀〉二(「矧ぐ」が下二段活用の場合)弓に矢をつがえる。「―・げて走らせけれども」〈宇治拾遺・三〉矢やを向む・ける攻撃の目標とする。「失言に非難の―・ける」 |