释义 |
やおや‐おしち【八百屋お七】〔やほや―〕一[1一6六6六8八~1一6六8八3三]江戸前期、江戸本郷にいた八百屋の娘。天和2二年(1一6六8八2二)の大火の際に避難した寺で寺小姓と恋仲となり、再会したい一心で放火して、火刑に処された。井原西鶴の「好色五人女」に取り上げられてから、浄瑠璃・歌舞伎などに脚色された。二浄瑠璃。世話物。3三巻。紀海音作。正徳4四年(1一7七1一4四)から享保2二年(1一7七1一7七)ごろ大坂豊竹座初演。一を題材とした最初の浄瑠璃作品。別名題「八百屋お七恋緋桜こいのひざくら」。 お七を描いた錦絵/画・豊国 国立国会図書館蔵 |