释义 |
やくし‐じ【薬師寺】一奈良市にある法相ほっそう宗の大本山。南都七大寺の一。天武天皇が皇后の病気平癒を祈願し、天皇没後の文武天皇2二年(6六9九8八)藤原京に完成。平城遷都に伴い、現在の地に移転。たびたび火災などで諸堂を失ったが、昭和5五1一年(1一9九7七6六)に金堂、昭和5五5五年(1一9九8八0〇)に西塔が再建された。東塔は創建当時の遺構、東院堂は鎌倉時代の再建で、それぞれ国宝。また、薬師三尊像・聖観音菩薩立像・吉祥天画像・仏足石および仏足石歌碑(いずれも国宝)などを蔵する。平成1一0〇年(1一9九9九8八)「古都奈良の文化財」の一つとして世界遺産(文化遺産)に登録された。二栃木県下野市にあった寺。天智天皇の時の創建と伝える。天平宝字5五年(7七6六1一)勅命によって戒壇を設け、日本三戒壇の一となった。のち、荒廃したあとに足利尊氏が安国寺を建立。URL薬師寺https://www.yakushiji.or.jp/地図薬師寺(奈良)薬師寺(栃木) |