释义 |
[一]〘名〙[二]〘代〙やっこ【▽奴】アクセント やっこ○ 一〘名〙《「やつこ」の音変化》1下僕。しもべ。「生きて再び恋愛の―となり」〈福田英子・妾の半生涯〉2江戸時代、武家の中間ちゅうげん。頭を撥鬢ばちびんに結い、鎌髭かまひげを生やし、槍・長柄ながえ・挟み箱などを持って行列の供先を務めた。3江戸初期の男伊達おとこだて・侠客きょうかく。町奴と旗本奴とがあった。4「奴頭」 「奴豆腐」 「奴踊り」 「奴凧やっこだこ」などの略。5江戸時代の身分刑の一。重罪人の妻子や関所破りをした女などを捕らえて籍を削って牢ろうに入れ、希望者に与えて婢ひとしたもの。6男伊達の振る舞いをまねた遊女。「近世まのあたり見及びたる―には、江戸の勝山、京には三笠、蔵人」〈色道大鏡・四〉二〘代〙「やっこさん三」に同じ。「どっちかと言や、―の方がずっと熱をあげてるでしょうな」〈高見・如何なる星の下に〉類語 小姓・小者・中間・下郎・草履取り・寺男・作男 |