释义 |
ゆうぎり【夕霧】〔ゆふぎり〕一源氏物語第3三9九巻の巻名。光源氏5五0〇歳。夕霧の柏木未亡人に対する不首尾に終わった恋を描く。二源氏物語の登場人物。光源氏と葵の上との子。左大臣となる。雲井の雁かりの夫。三[1一6六5五4四~1一6六7七8八]江戸前期の遊女。大坂新町扇屋の太夫職の名妓めいぎ。死後、歌舞伎・人形浄瑠璃などで多くの追善狂言が作られた。四三をモデルとした浄瑠璃、およびそれによる歌舞伎舞踊の通称。近松門左衛門の「夕霧阿波鳴渡」や、その吉田屋の段をもとにした、薗八節「ゆかりの月見」、富本・清元節「春夜障子梅」、常磐津節「其扇屋浮名恋風」など。源氏物語・夕霧の一場面/画・尾形月耕 国立国会図書館蔵 |