释义 |
指一本も差させない指汚しとて切られもせず指を折る指を切る指を唇に当てる指を屈する指をくわえる指を差す指を染める指を詰めるゆび【指】アクセント ゆび↓{が} /【複】~↓ゆび手足の末端の5五本に枝分かれした部分。もとは手のものを指てゆび、足のものを趾あしゆびとして区別した。動物では4四本以下のものもあり、前後肢で数の異なるものもある。および。下接語 後ろ指・大指・親指・薬指・小指・高高たかたか指・丈高指・突き指・中指・名無し指・人差し指・紅差し指・蝮まむし指・三つ指類語 五指・十指・三つ指指ゆび一本いっぽんも差ささせ◦ない他人に少しの非難・干渉もさせない。「この仕事には―◦ない」指ゆび汚きたなしとて切きられもせず指が汚いからといって、切るわけにはいかない。肉親の者はどんな悪人でも、簡単に捨てられないというたとえ。指ゆびを折お・る1指を1一本ずつ曲げて数え上げる。2多くの中で、特に指を折り曲げて数え上げるほどすぐれている。「建築家としては一番に―・る大家」指ゆびを切き・る遊女などが、客への心中立てのために小指を切断する。「―・りて男に報ずるは、傾城の心中の奥儀とす」〈色道大鏡・六〉指ゆびを唇くちびるに当あ・てる人差し指を唇に縦に当てる。話をするな、静かにしろ、の意を示すしぐさ。指ゆびを屈くっ・する「指を折る」に同じ。指ゆびをくわ・えるアクセント ゆび↓をくわえる 1うらやましがりながら、手を出せずにいる。「仲間の成功を―・えて見ている」2きまり悪そうにする。恥ずかしそうにする。「―・へて這はひ出づる」〈浄・寿の門松〉指ゆびを差さ・す1指でそれと指し示す。指示する。2ひそかにそしりあざける。後ろ指を差す。「世間に―・される」3指で触れる。手を出す。「他人には―・させるもいやだ」〈人・辰巳園・三〉指ゆびを染そ・める《「春秋左伝」宣公四年から》食物を指先につけてなめる。転じて、物事に手をつける。やりはじめる。「俳句に―・める」指ゆびを詰つ・めるやくざなどが、わびや引責のために、手の指を切断する。 |