释义 |
夢か現か夢かと許り夢通う夢騒がし夢違う夢になれ夢になれ夢に夢見る夢の跡夢の通い路夢の徴夢の直路夢の手枕夢の告げ夢のまた夢夢の夢夢の世夢は五臓の煩い夢は逆夢夢を合わす夢を描く夢を託す夢を見る夢を結ぶゆめ【夢】アクセント ゆめ↓{が} 《「いめ」の音変化》1睡眠中に、あたかも現実の経験であるかのように感じる一連の観念や心像。視覚像として現れることが多いが、聴覚・味覚・触覚・運動感覚を伴うこともある。「怖い―を見る」 「正まさ―」2将来実現させたいと思っている事柄。「政治家になるのが―だ」 「少年のころの―がかなう」3現実からはなれた空想や楽しい考え。「成功すれば億万長者も―ではない」 「―多い少女」4心の迷い。「彼は母の死で―からさめた」5はかないこと。たよりにならないこと。「―の世の中」 「人生は―だ」→夢に →夢にも下接句 一炊の夢・浮世は夢・邯鄲かんたんの夢・昨日きのうの花は今日きょうの夢・京の夢大阪の夢・槿花きんか一朝の夢・黄粱こうりょう一炊の夢・池塘春草ちとうしゅんそうの夢・長夜ちょうやの夢・南柯なんかの夢・浮生ふせい夢の如ごとし類語 (1)正夢・逆夢・初夢・悪夢・夢路・夢現ゆめうつつ・夢心地・夢見心地・夢魔むま・空夢・残夢/(2)希望・望み・期待・所望・願い・願望・志望・素志・念願・希求・庶幾・切望・切願・熱望・熱願補説 2二0〇1一6六年に実施した「あなたの言葉を辞書に載せよう。2016」キャンペーンでの「夢」への投稿から選ばれた優秀作品。◆子供のときは無限大にあるが、大人になるにつれて少なくなっていくもの。ももさん◆昔は宇宙飛行士。今はユーチューバー。Red Guitarさん◆年末ジャンボ宝くじ一等前後賞つき!五十嵐美雪さん◆あなた(Youゆ)と、わたし(Meめ)で叶えるもの。dugoutさん◆見るのは簡単だが、叶えるのは大層難しいもの。ひろしさん◆子供と自分の成長、成長した子供と晩酌。灰猫ハイネさん◆現実に疲れたときに見るもの。カズハさん夢ゆめか現うつつか《意外な事態に、信じられない気持ちを表して》この出来事は、夢なのか現実なのか。類語 万一・たとえ・たとい・もし・仮に・もしか・よしんば・よしや・もしも・万一ばんいち・万が一・万万一・もしや・もしかしたら・もしかすると・ひょっとすると・ひょっとしたら・ひょっとして・あるいは・もしかして・どうかすると・下手すると・一つ間違えば・ことによると・あわよくば・まかり間違う・よもや・まさか・万万ばんばん・図らずも・はしなく・はしなくも・思いがけず・思いも寄らない・思いのほか・心外・突然・唐突・案に相違する・意表を突く・意表・予想外・意想外・ゆくりなく・まぐれ・ひょんな・ひょっと夢ゆめかと許ばかり夢ではないかと思うほど。思いがけないことに出会ったときなどに用いる。「受賞の知らせに―驚いた」夢ゆめ通かよ・う夢の中で行き来する。互いに夢に見る。「―・ふ道さへ絶えぬ呉竹のふしみの里の雪の下折れ」〈新古今・冬〉夢ゆめ騒さわが・し夢見が悪くて、胸騒ぎがする。夢見騒がし。「人々も―・しく聞こゆるに」〈栄花・疑ひ〉類語 まがまがしい・不吉・不祥・凶・凶事・凶兆・厄日・悲運・衰運・不祝儀・縁起でもない夢ゆめ違たが・う夢で予言されていたことが実現しなくなる。「御―・ひて、かく子孫は栄ゆさせ給へど」〈大鏡・師輔〉夢ゆめになれ夢ゆめになれ現実ではなくて夢になれの意で、凶事を吉事に変えようとするまじないの言葉。「此の事―とぞ願立てする」〈仮・竹斎・下〉夢ゆめに夢ゆめ◦見みる夢の中で、また夢を見る。ぼんやりしたさま、はかないさまのたとえにいう。夢のうちに夢を見る。「その句に魂の入らざれば、―◦見るに似たるべし」〈風俗文選・猿蓑序〉夢ゆめの跡あと夢のように消えうせた所。現実のむなしさをいう。「夏草や兵つはものどもが―」〈奥の細道〉夢ゆめの通かよい路じ「夢路ゆめじ」に同じ。「住の江の岸による浪よるさへや―人目よくらむ」〈古今・恋二〉夢ゆめの徴しるし何かの前兆を夢で見ること。「春の夜の―はつらくとも見しばかりだにあらば頼まむ」〈新古今・恋五〉夢ゆめの直路ただじ夢の中で通うまっすぐな道。夢の中では思う人のもとに行けるところからいう。「恋ひわびてうち寝ぬるなかに行き通ふ―はうつつならなむ」〈古今・恋二〉夢ゆめの手枕たまくら夢の中で恋しい人がしてくれる手枕。また、うたた寝に見る夢。非常にはかないことのたとえ。「逢ふさへ―」〈謡・絵馬〉夢ゆめの告つげ神仏が夢の中に現れて告げること。また、そのお告げ。夢ゆめのまた夢ゆめ「夢の夢」に同じ。夢ゆめの夢ゆめ夢の中で見る夢。非常にはかないことをいう。夢のまた夢。「娑婆しゃばの栄花は―」〈平家・一〉夢ゆめの世よ夢のようにはかない世の中。「うちとけて誰もまだ寝ぬ―に人のつらさを見るぞ悲しき」〈栄花・ゆふしで〉夢ゆめは五臓ごぞうの煩わずらい夢は五臓の疲労から生じるということ。夢は五臓六腑ろっぷの疲れ。夢ゆめは逆夢さかゆめ夢と現実とは、相反するものであるということ。悪夢を見たときに、縁起直しにいう言葉。夢ゆめを合あわ・す見た夢を考え合わせて吉凶を占う。夢占いをする。「自ら御―・せられて、憑敷たのもしくこそ思しめされけれ」〈太平記・三〉夢ゆめを描えが・く将来への希望を心に描く。「卒業後の―・く」夢ゆめを託たく・す自分の希望を他人にゆだね、実現することを願う。「息子にピアニストの―・す」夢ゆめを◦見みる1夢1を体験する。2夢のようにはかない、また思いがけないことにあう。3未来について空想する。「学者になる―◦見る」夢ゆめを結むす・ぶ夢を見る。また、眠りにつく。「やすらかに―・ぶ」 |