释义 |
熊野松風は米の飯ゆや【熊野┊湯谷】アクセント ゆ↓や 一謡曲。三番目物。平宗盛の愛人熊野は、東国にいる重病の母を見舞うために帰国を願うが許されず、花見の供を命ぜられる。花見の宴で、母を案じる熊野の歌をきいた宗盛は哀れを感じて帰国を許す。二箏曲そうきょく。山田流。山田検校作曲。歌詞は一の後半からとったもの。三三島由紀夫の戯曲。一をモチーフとする1一幕の近代劇。昭和3三4四年(1一9九5五9九)「声」誌に発表。初演は昭和4四2二年(1一9九6六7七)、堂本正樹の演出による。「近代能楽集」の作品の一つ。熊野ゆや松風まつかぜは米こめの飯めし謡曲の「熊野」と「松風」は米の飯のようにだれにも好まれる名曲であるということ。 |