释义 |
埒が明く埒も無い埒を明ける埒を付けるらち【×埒】アクセント ら↓ち 1馬場の周囲に巡らした柵。2物の周囲に、また仕切りとして設けた柵。駅の改札口付近の柵など。3物事の区切り。また、限界。「職権の―を超える」埒らちが明あ・く物事にきまりがつく。かたがつく。「電話では―・かない」「そんなことなら、わけもなく、―・くんだよ」〈浜田・泣いた赤おに〉埒らちも無な・いアクセント ら↓ちもな↓い 《「らっし(﨟次)もない」の音変化ともいう》1とりとめがない。たわいもない。「―・い話」 「―・く笑いころげる」2きまりがつかない。順序だっていない。めちゃくちゃである。「家の経済などは―・いことだったに相違ない」〈露伴・連環記〉類語 些細・瑣末・枝葉・枝葉末節・末梢的・些事・細事・小事・細かい・細細こまごましい・煩瑣はんさ・瑣瑣ささたる・区区くくたる・ちょっとした・取るに足りない・たわいない・何でもない・愚にもつかぬ・益体も無い・高が知れる・二次的・二義的・副次的・些些ささ・細ささやか・わずか・幾ばく・たかが・いささか・ほんの・有るか無きか・ちょっと・一縷いちる・一抹・些少さしょう・末節・無駄事・雑事・微微・つまらない・無意味・下らない・問題外・部分的・派生的・卑小・眇眇びょうびょう・由よし無い・トリビアル埒らちを明あ・ける物事にきまりをつける。かたをつける。「いちかばちかの―・けるために」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉埒らちを付つ・ける「埒を明ける」に同じ。 |