释义 |
[一]〘名〙[二]〘副〙例ならず例に洩れず例によって例の如し例のれい【例】アクセント れ↓い 一〘名〙1以前からのやり方。しきたり。ならわし。慣習。「長年の―にならう」2過去または現在の事実で、典拠・標準とするに足る事柄。「古今に―を見ない」3他を説明するために、同類の中から引いて示す事柄。「―を挙げて説明する」 「その―に漏れない」4いつものとおりであること。「―によって話が大きい」二〘副〙いつも。つねづね。「―ある所にはなくて」〈枕・二八〉類語 (1)習い・習わし・仕来しきたり・慣行・慣例・常例・定例・通例・世の常・世の習い・例によって例のごとし如し/(2)例ためし・先例・前例・先蹤せんしょう・事例・類例・類るい/(3)実例・一例・具体例・例証・たとえ・引き合い・ケース・例外・特例・用例・事例・類例・好例・先例・前例・作例・語例・引例・症例・例示例れいなら◦ず1いつもと違っている。「―◦ず御格子みかうしまゐりて」〈枕・二九九〉2からだがいつもの調子でない。病気である。また、妊娠している。「―◦ぬさまに悩ましくし給ふ事もありけり」〈源・宿木〉例れいに洩もれず一般の例と同じく。例外ではなく。例れいによって例れいの如ごとしいつものとおりである。相変わらずのありさまである。「来賓のあいさつは―だ」類語 慣例・通例・定例・恒例・慣行・例・習い・習わし・仕来しきたり・常例・世の常・世の習い例れいの1話し手・聞き手の双方が知っている人や事柄を指す。㋐いつもの。ふだんの。「―顔ぶれ」 「―調子」㋑この前の。あの。「―客」 「―話」2(副詞的に用いて)いつものように。例によって。「日暮るるほど、―集まりぬ」〈竹取〉 |