释义 |
れる〘助動〙[れ|れ|れる|れる|れれ|れろ(れよ)]五段動詞の未然形・サ変動詞の未然形「さ」に付く。1受け身の意を表す。「満員電車で足を踏まれた」 「彼はみんなに好かれている」2可能の意を表す。…することができる。「わかりやすい道だから子供でも行かれるだろう」3自発の意を表す。自然と…られる。つい…られてくる。「故郷に残した両親のことが思い出される」4軽い尊敬の意を表す。「先生も山に行かれたそうですね」→られる →らる →る補説 2・3の用法には命令形はない。1のうち、「犬にほえられて困った」のように、他からの動作により不本意とか迷惑の感情が加わるものを「迷惑の受け身」、無生物が受け身の主語となるものを「非情の受け身」とよぶことがある。後者は明治以降、翻訳文の影響などによって急速に増加した。また、現代語では、可能動詞や「することができる」という表現などがあるため、2の表現はあまり用いられない。 |