释义 |
ろうし【老子】〔ラウシ〕アクセント ろうし○ 一中国、春秋戦国時代の楚の思想家。姓は李、名は耳じ。字あざなは伯陽。諡号しごうは耼たん。儒教の人為的な道徳・学問を否定し、無為自然の道を説いた。現存の「老子」の著者といわれ、周の衰微をみて西方へ去ったとされるが、疑問も多い。後世、道教で尊崇され、太上老君として神格化された。生没年未詳。老耼。二中国、戦国時代の思想書。2二巻。一の著といわれるが、一人の手になったものではない。道を宇宙の本体とし、道に則った無為自然・謙遜柔弱の処世哲学を説く。道徳経。老子道徳経。「歴代君臣図像」より老子①/国立国会図書館蔵 |