释义 |
禍も三年置けば用に立つ禍を転じて福と為すわざ‐わい【災い┊▽禍┊×殃】〔―はひ〕アクセント わざわい○ 1人に不幸をもたらす物事。また、その結果である不幸な出来事。災厄。災難。「口は―の元」 「―が降りかかる」2不快であること。多く、感動表現に用いる。「あな―や、かばかりの事をだにしそこなひ給ふよ」〈大鏡・伊尹〉類語 災害・災難・難・被害・害・禍害・惨害・惨禍・災禍・被災・天変地異・天災・人災・地変・風害・風水害・冷害・霜害・雪害・干害・渇水・旱魃・水涸れ・病虫害・虫害・煙害・公害・薬害・災厄・厄・凶事・禍根・舌禍・筆禍・試練・危難・国難・水難・水禍・海難・受難・遭難・罹災・貧乏籤くじ・馬鹿を見る・弱り目に祟たたり目・泣き面に蜂禍わざわいも三年さんねん置おけば用ように立たつわざわいも時がたてば、幸いの糸口になることがある。禍も三年。禍わざわいを転てんじて福ふくと為なす《「戦国策」燕策から》わざわいに襲われても、それを逆用して幸せになるように取り計らう。補説 「禍を変じて福となす」とするのは誤り。 |