释义 |
藁が出る藁で束ねても男は男藁にも縋る藁の上から藁を焚くわら【×藁】アクセント わ↓ら 稲・麦などの茎を干したもの。類語 麦藁藁わらが◦出でる隠していた欠点が現れる。ぼろが出る。「しかるをさえぎって言へば言ふほど―◦出て見苦しし」〈浄・当麻中将姫〉藁わらで束たばねても男おとこは男おとこわらで頭髪を束ねるような貧しい男でも、男には男としての値うちがある。藁わらにも縋すがるアクセント わ↓らにもすが↓る せっぱつまったときには、頼りにならないものでも頼りにすることのたとえ。溺おぼれる者は藁をもつかむ。「―思い」類語 縋る・すがりつく・取りすがる・寄りすがる・取り付く・追いすがる・負んぶに抱っこ・杖とも柱とも・溺れる者は藁をも掴む藁わらの上うえから《昔、出産の床にわらを敷いたところから》生まれたときから。生まれるとすぐに。「―育て上げる」藁わらを焚た・く1そそのかす。たきつける。「うそをまことにとりなして、―・いたる科とがにより」〈浮・元禄大平記〉2そしる。中傷する。「孔子のやうな人柄さへ、列子、荘子は―・く」〈浮・風流源氏〉 |