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シノン‐じょう【シノン城】〔―ジヤウ〕《Château de Chinon》フランス中西部、アンドレ‐エ‐ロアール県の町、シノンにある城。ロアール川の支流ビエンヌ川の中州に位置する。1一0〇世紀の創建。1一2二世紀にイングランド王ヘンリー2二世により要塞化され、1一3三世紀初頭、フランス王フィリップ2二世が奪還し増改築をした。現在、城門の一部と塔が建築当時のまま残っている。1一4四2二9九年、ジャンヌ＝ダルクがシャルル7七世に謁見し、イギリス軍からのオルレアンの奪回を進言したことで知られる。ロアール渓谷流域の古城の一つとして、2二0〇0〇0〇年に「シュリーシュルロアールとシャロンヌ間のロアール渓谷」の名称で世界遺産（文化遺産）に登録された。地図シノン城 |