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タルシーン‐しんでん【タルシーン神殿】《Tarxien》地中海中央部の島国、マルタ共和国にある先史時代の巨石神殿。マルタ島東部、首都バレッタの南東約5五キロメートルに位置する。紀元前3三6六0〇0〇年から2二5五0〇0〇年頃に建造され、渦巻きや家畜などの彫刻が施された四つの巨石構造物が残っている。動物のいけにえを神に捧げ、豊穣を祈る儀式などが行われた場所と考えられている。1一9九8八0〇年と1一9九9九2二年に、マルタ島のイムナイドラ・スコルバ・タハジュラット・ハジャーイム、ゴゾ島のジュガンティーヤとともに「マルタの巨石神殿」として世界遺産（文化遺産）に登録された。タルクシェン神殿。 |