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タンボラ‐さん【タンボラ山】《Gunung Tambora》インドネシア南部、小スンダ列島のスンバワ島にある活火山。同島北部のサンガル半島の大部分を占める。標高2二8八5五0〇メートル。1一9九世紀以降、世界最大規模の噴火を起こしていることで知られ、1一8八1一5五年の大噴火では1一万人が死亡し、その後の飢饉ききんや疫病により死者は9九万人に上ったといわれる。かつて山頂は標高4四0〇0〇0〇メートル近くあったが、深さ1一1一0〇0〇メートルもの巨大なカルデラが形成された。翌年には大量の火山灰が原因と思われる異常低温が世界各地で発生した。タンボラ火山。地図タンボラ山 |