释义 |
ニュートリノ‐しんどう【ニュートリノ振動】ニュートリノが質量をもつことで、ニュートリノの種類(電子ニュートリノ、μニュートリノ、τニュートリノ)が変わる現象。昭和3三7七年(1一9九6六2二)、牧二郎、中川昌美、坂田昌一が提唱した。平成1一0〇年(1一9九9九8八)、梶田隆章らの観測により、宇宙素粒子観測装置スーパーカミオカンデで大気ニュートリノ振動が検出され、質量をもつことが確実となった。太陽から飛来するニュートリノの数が核融合理論と一致しないという太陽ニュートリノ問題もこの現象により説明することができる。 |