释义 |
挨拶切る挨拶は時の氏神あい‐さつ【挨拶】アクセント あ↓いさつ 〘名〙スル《「挨」は押す、「拶」は迫る意で、本来、禅家で門下の僧に押し問答して、その悟りの深浅を試すこと》1人に会ったときや別れるときなどに取り交わす礼にかなった動作や言葉。「―を交わす」 「時候の―」2会合の席や集会で、改まって祝意や謝意などを述べること。また、その言葉。「来賓が―する」3相手に対して敬意や謝意などを表すこと。また、その動作や言葉。「転勤の―」 「なんの―もない」4(「御挨拶」の形で)相手の非礼な言葉や態度を皮肉っていう語。「これは御―だね」5やくざや不良仲間で、仕返しをいう語。6争い事の中に立って仲裁すること。また、その人。「―は時の氏神」7応答のしかた。口のきき方。「馴れたる―にて」〈浮・一代男・二〉8人と人との間柄。仲。「中川殿とこな様との―が」〈浄・五枚羽子板〉類語 (1)回礼・自己紹介/(2)演説・弁論・言論・遊説・立会演説・街頭演説・スピーチ・テーブルスピーチ挨拶あいさつ切き・る縁を切る。関係を断つ。「―・ると取り交はせしその文を反古ほうぐにし」〈浄・天の網島〉挨拶あいさつは時ときの氏神うじがみ争いごとが起きた時、その仲裁をしてくれる人は氏神様のようにありがたいのだから、その調停には従うべきであること。仲裁は時の氏神。 |