释义 |
逢うは別れの始め逢うた時に笠を脱げあ・う【会う┊遭う┊▽遇う┊×逢う】〔あふ〕アクセント あ↓う 〘動ワ五(ハ四)〙《「合う」と同語源》1(会う・逢う)㋐互いに顔を向かい合わせる。場所を決めて対面する。「客に―・う」 「明日、いつもの場所で―・おう」㋑たまたま人と出あう。「駅でばったり知人と―・った」2(遭う・遇う)好ましくないことに出あう。「事故に―・う」 「強い反対に―・う」3立ち向かう。戦う。「決勝戦で―・うチームは強敵だ」4ある時期にめぐりあう。「天地あめつちの栄ゆる時に―・へらく思へば」〈万・九九六〉5夫婦になる。「この世の人は男は女に―・ふことをす」〈竹取〉6対する。向かう。「傍かたへ(=カタワラノ人)に―・ひて、御子はおはすやと問ひしに」〈徒然・一四二〉可能 あえる類語 (1㋐)対面する・面会する・会見する・会する・落ち合う・目通りする・引見する・接見する・謁見する・面接する・面談する・会談する・見合い・顔合わせ・御目文字(謙譲)お目にかかる・まみえる・拝顔する・拝眉する・拝謁する・見参する・謦咳けいがいに接する/(1㋑)出会う・出くわす・行き合う・巡り合う・出会しゅっかいする・邂逅かいこうする・遭遇する・鉢合わせする・来合わせる・居合わせる・通り合わせる・乗り合わせる・再会する・一期一会・出会い・一緒になる・際会する逢あうは別わかれの始はじめ《白居易「和夢遊春詩一百韻」の「合うは離るるの始め」から》会った人とはいつか必ず別れなければならない。無常のたとえ。逢おうた時ときに笠かさを脱ぬげ《知人に出会ったら、すぐ笠をとってあいさつをせよ、の意から》よい機会は逃さず利用せよということ。 |