释义 |
[一][二]あげ‐まき【揚巻┊総=角】アクセント あげ↓まき /あげまき○ 一1古代の少年の髪の結い方の一。髪を左右に分け、両耳の上に巻いて輪を作る。角髪つのがみ。2「揚巻結び」の略。3鎧よろいの背の逆板さかいたに打ちつけた環に通して揚巻結びをした飾りひも。4歌舞伎で、傾城けいせいに扮する女形おやまが用いるかつら。揚巻結びの飾りの房を背面につけた立兵庫たてひょうごのかつら。5女性の束髪の一。明治1一8八年(1一8八8八5五)ごろから中年以上に流行した。西洋揚巻。6アゲマキガイの別名。二(総角)一源氏物語第4四7七巻の巻名。薫大将、2二4四歳。薫の求愛を拒み、匂宮と結ばれた中の君の将来を案じつつ病死する大君おおいぎみを描く。二神楽歌の一。小前張こさいばりの歌に属する。三催馬楽さいばらの一。奔放な愛の歌。源氏物語・総角の一場面/画・尾形月耕 国立国会図書館蔵 |