释义 |
麻の如し麻の中の蓬あさ【麻】アクセント あさ↓{が} 1アサ科の一年草。高さ1一~2二.・5五メートル。茎はまっすぐに伸び、葉は手のひら状の複葉で対生。雌雄異株。夏、黄緑色の小花を穂状につけ、秋に実が熟す。中央アジアの原産で、熱帯から温帯にかけて栽培され、茎の皮から繊維をとり、麻糸にする。種子からは油をとる。大麻たいま。大麻草たいまそう。あおそ。 季夏 「ゆり出だす緑の波や―の風/惟然」2茎の靭皮じんぴから繊維をとる麻・亜麻・苧麻ちょま・黄麻こうまや、葉から繊維をとるマニラ麻・サイザル麻などの総称。また、それらから製した繊維や織物。類語 羊毛・純毛・ウール・カシミア・モヘア・木綿・綿めん・純綿・真綿まわた・コットン・ジュート・絹・本絹・正絹しょうけん・人造絹糸・シルク・化学繊維麻あさの如ごと・し《麻糸がもつれ乱れているようだ、の意から》世の中の状態などがひどく乱れているさま。「天下―・く乱れる」麻あさの中なかの蓬よもぎ《「荀子」勧学の「蓬麻中に生ずれば扶たすけざるも直し」から》蓬のように曲がりやすいものでも、まっすぐな性質の麻の中に入って育てば曲がらずに伸びる。人は善良な人と交われば自然に感化を受け、だれでも善人になるというたとえ。麻につるる蓬。 |