释义 |
[一][二]朝顔の花一時あさ‐がお【朝顔】〔―がほ〕アクセント あさ↓がお 一1ヒルガオ科の蔓性つるせいの一年草。茎は左巻き。葉は大きな切れ込みがある。夏の朝、らっぱ状の花を開く。種子は漢方で牽牛子けんごしといい、緩下剤などに用いる。東アジアの原産で、奈良時代に薬用植物として中国から渡来。江戸初期より園芸植物として栽培され、多くの品種が作られた。牽牛花。槿花きんか。しののめぐさ。 季秋 「―や昼は錠おろす門の垣/芭蕉」2キキョウの別名。〈新撰字鏡〉3ムクゲの別名。〈名義抄〉4カゲロウ(蜉蝣)の別名。5朝顔の花の形をしたもの。漏斗状の器物や、管楽器の先端部。また特に、男子用便器のこと。6朝起きたばかりの顔。「ねくたれの御―見るかひありかし」〈源・藤裏葉〉7襲かさねの色目の名。表裏とも縹はなだ色。8焼き麩ふをいう女房詞。二源氏物語第2二0〇巻の巻名。また、その巻の女主人公の名。光源氏3三2二歳。朝顔との恋愛、紫の上の嫉妬しっとを描く。補説 書名別項。→槿類語 昼顔・夕顔・夜顔 朝顔を模した紋所 源氏物語・朝顔の一場面/画・尾形月耕 国立国会図書館蔵 朝顔①5 URLアサガオホームページhttp://mg.biology.kyushu-u.ac.jp/朝顔あさがおの花はな一時ひととき物事の衰えやすいことのたとえ。槿花きんか一日いちじつの栄えい。 |