释义 |
あすか‐がわ【飛鳥川】〔―がは〕一奈良県中部を流れる川。高取山に源を発し、畝傍うねび山と天香具山の間を流れ、大和川に注ぐ。昔は流れの変化が激しかったので、定めなき世のたとえとされた。また、同音の「明日」の掛け詞や枕詞としても用いた。[歌枕]「世の中はなにか常なる―昨日の淵ぞ今日は瀬になる」〈古今・雑下〉「―明日も渡らむ石橋の遠き心は思ほえぬかも」〈万・二七〇一〉二謡曲。四番目物。金剛・喜多流。世阿弥作。母に生き別れた少年友若は、飛鳥川のほとりで尋ねる母に再会する。 奈良県の飛鳥川地図飛鳥川 |