释义 |
あぶら‐むし【油虫】アクセント あぶら↓むし 1(「蚜虫」とも書く)半翅はんし目アブラムシ科の昆虫の総称。体は5五ミリ以下でやわらかい。翅はねのあるものとないものとがある。草木に群れて汁を吸う。春・夏は雌のみの単為生殖で雌の幼虫を胎生する。秋になると雄を生み、有性生殖で卵を産む。排泄物はいせつぶつは甘く、他の昆虫が好み、種類によりアリと共生するのでアリマキともいう。2ゴキブリの別名。 季夏 「ねぶたさがからだとらへぬ―/汀女」3人につきまとってただで遊興・飲食をするものをあざけっていう語。「―といふは、虫にありてにくまれず、人にありてきらはる」〈鶉衣・百虫譜〉4遊里で、冷やかしの客。「本名は素見すけんあざ名は―」〈柳多留・三七〉 クリオオアブラムシ/撮影・朝倉秀之 |