释义 |
[一]〘名〙[二]〘形動〙[文]〘ナリ〙[三]〘副〙[四]〘接尾〙余りと言えば余り物に福があるあまり【余り】アクセント 一二あまり↓{が} /三あまり○ /四あ↓まり 一〘名〙1使ったり処理したりしたあとになお残ったもの。残り。余剰。「―の布切れ」 「シチューの―を冷凍する」2割り算で割り切れずに残った数。3(感情などを表す連体修飾語を上に付けて副詞的に用いる)程度がはなはだしくて引き起こされた結果として。「うれしさの―に涙が出る」 「案件の成立を急ぐ―委員会が混乱した」二〘形動〙文〘ナリ〙1程度のはなはだしいさま。予想を超えているさま。「値段が―に高い」 「―な剣幕に恐れをなす」2話にならないほど度が過ぎてひどいさま。あんまり。「―な仕打ちに怒る」三〘副〙1度を越しているさま。過度に。あんまり。「―勉強するとからだを壊すよ」2(あとに打消しの語を伴って)特に取り立てていうほどでないさま。それほど。あんまり。「―出来はよくない」四〘接尾〙1数量を表す語に付いて、それよりも少し多い意を表す。以上。「百名―の従業員」2(「余り」のあとにもさらに数詞がきて)その数にあとの数だけ余分に加わっているという意を表す。「二十日はつか―八日。よもすがら雨やまず」〈土佐〉類語 (一1)残り・残余・残部・残物・余剰・剰余・余分・余計・余裕・端数・おこぼれ・端はした・半端・残ざん・/(二1)度外れ・桁けた外れ・桁けた違い・極度・異常・法外・篦棒べらぼう・途方もない・途轍とてつもない/(三1)過度に・やたらに・むやみに・無性に・むやみやたら・めったやたら・めった・やみくも・無下に・後先なし・みだり・無謀・無鉄砲・盲めくら滅法・盲目的・後先見ず・向こう見ず・命知らず・破れかぶれ・やけ・自暴自棄・ふてくされる・やけくそ・やけっぱち・自棄・捨て鉢・八方破れ・無軌道・放埒ほうらつ・放縦・放逸・奔放・野放図・勝手次第・好き勝手・ほしいまま・切実・切切・痛切・つくづく・つらつら・ひしひし・しみじみ・心こころから・心しんから・心が動く・こよなく・ぞっこん・じいん・度外れ・めっぽう・途方もない・途轍とてつもない・桁違い・過度・すごく・ひどい・はなはだ・この上ない・とても・特別・ことさら・ひたすら/(三2)大して・さほど・さして・さまで・そう・それほど・そんなに・さしたる・満更まんざら・必ずしも・あながち・一概に・そのよう・そうした・そういう・さよう・さも・さもさも・然しかく・なかなか・取り立てて・別段・さのみ・さしも・これほど・どれほど・いかほど・何ほど・それくらい・これくらい・このくらい・こればかり余あまりと言いえば程度がひどいさま。常識を超えてひどく。あまりにも。「―厳しい仕打ち」余あまり物ものに福ふくがある「残り物に福がある」に同じ。 |