释义 |
文目も分かずあや‐め【▽文目】アクセント あやめ○ 1織物や木目もくめなどに現れた模様。いろどり。あや。2(多くはあとに「知らず」 「分かず」 「見えず」などの語を伴って用いる)㋐物の区別。見分け。けじめ。「―も知れない闇の中から、硫黄が丘たけの山頂…空中に現われ出る」〈有島・生れ出づる悩み〉㋑物事の筋。道理。条理。分別。「何の―も知らぬ賤しづの男をも」〈源・胡蝶〉類語 模様・文様もんよう・紋もん・文あや・地紋じもん・柄がら・紋柄もんがら・図柄・絵柄・図様・図案・意匠・パターン・デザイン・プリント/見境・見分け文目あやめも分わか◦ず1暗くて物の模様や区別がはっきりしないさま。「―◦ぬ暗の夜なれば、ここを何処としるよしなけれど」〈逍遥・当世書生気質〉2物事の分別がつかないさま。「あらはれていとど浅くも見ゆるかな―◦ず泣かれける音ねの」〈源・蛍〉 |