释义 |
蟻が鯛なら芋虫ゃ鯨蟻が十なら芋虫ゃ二十蟻の穴から堤も崩れる蟻の甘きにつくが如し蟻の一穴天下の破れ蟻の思いも天に届く蟻の思いも天に登る蟻の熊野参り蟻の這い出る隙もないあり【×蟻】アクセント あり○ /【複】□□あり○、~↓あり1膜翅まくし目アリ科の昆虫の総称。体は小形で、黒色または赤褐色。頭・胸・腹部の間がくびれている。1一匹の女王アリ、少数の雄アリ、多数の働きアリで集団生活を営む。地中や樹木に巣を作り、時に巨大な蟻塚を作る。日本にはクロヤマアリ・クロオオアリ・サムライアリなど1一0〇0〇種以上が知られる。 季夏 「睡蓮の乾きたる葉に―遊ぶ/年尾」2木材の先端に作る、先が広がった鳩尾きゅうび形。継ぎ手・仕口しくちなどに用いる。 トゲアリ URL日本産アリ類画像データベースhttp://ant.miyakyo-u.ac.jp/J/日本蟻類研究会https://sites.google.com/site/ribenyileiyanjiuhuihp/蟻ありが鯛たいなら芋虫いもむしゃ鯨くじら「ありがたい」の「あり」を蟻に、「たい」を鯛にかけたしゃれ。類語 蟻が十とおなら芋虫ゃ二十はたち蟻ありが十とおなら芋虫いもむしゃ二十はたち「ありがとう」と礼を言われたときにまぜっかえしていう言葉。蟻が十なら蚯蚓みみずが二十。類語 蟻が鯛たいなら芋虫ゃ鯨くじら蟻ありの穴あなから堤つつみも崩くずれる《「韓非子」喩老の「天下の難事は必ず易きよりなり、…千丈の堤も螻蟻ろうぎの穴を以て潰ついゆ」から》ほんのわずかな不注意や油断から大事が起こることのたとえ。蟻ありの甘あまきにつくが如ごとし利益のあるほうに、人が群がり集まることのたとえ。蟻ありの一穴いっけつ天下てんかの破やぶれ大事は、ほんのささいなことから起こる。ちょっとしたことが原因で、たいへんなことになる。蟻ありの思おもいも天てんに届とどく⇒蟻の思いも天に登る蟻ありの思おもいも天てんに登のぼる弱小な者でも一心に念じれば望みが達せられることのたとえ。蟻の思いも天に届く。蟻ありの熊野くまの参まいり多くの人がぞろぞろ列を作って行くことを、参詣人を引き合いに出したたとえ。蟻ありの這はい出でる隙すきもない少しのすきまもないほど、警戒が厳重なことのたとえ。補説 「蟻の這い入る隙もない」とするのは誤り。 |