释义 |
石が流れて木の葉が沈む石で手を詰める石に齧りついても石に灸石に漱ぎ流れに枕す石に立つ矢石に針石に布団は着せられず石に枕し流れに漱ぐ石の上にも三年石を抱きて淵に入るいし【石】アクセント いし↓{が} /【複】~↓いし、□□いし○1岩石の小片。岩よりも小さく、砂よりも大きなもの。2広く、岩石・鉱石のこと。「―の置物」 「―の橋」3土木工事や建築などに使う石材。「山から―を切り出す」4宝石や、時計の部品に用いる鉱石、ライターの発火合金などの俗な言い方。5碁石。「―を打つ」6胆石。結石。7硯すずり石。8墓石。9じゃんけんで、握りこぶしで示す形。ぐう。→じゃんけん10紋所の名。四つ石、丸に一つ石、石畳車いしだたみぐるまなどがある。11かたい、冷たい、無情なもののたとえ。「―のように黙りこむ」 「―のように動かない」12劣ったもののたとえ。「数が多ければ玉もあるし―もある」13石だたみ。敷石。「ひとりなるわが身の影をあゆまする―のうえ」〈達治・甃のうへ〉14石御器いしごきのこと。茶碗。「此の―できゅっとやらんせ」〈浄・妹背山〉類語 (1)石ころ・石くれ・小石・礫れき・石礫せきれき・礫石れきせき・石塊せっかい・転石てんせき・砂利じゃり・砕石・ごろた石・つぶて・玉石・割り栗石・さざれ石・火打ち石 石の紋所の一つ「丸に三つ石」石いしが流ながれて木この葉はが沈しずむ《「新語」弁惑から》物事が道理と逆になることのたとえ。類語 牛は嘶いななき馬は哮ほえ・牛追い牛に追わる・臼うすから杵きね・車は海へ船は山へ・土用布子ぬのこに寒帷子かんかたびら石いしで手てを詰つ・める動きがとれない。進退きわまる。「石で手詰めた貧の病」〈浄・忠臣講釈〉石いしに齧かじりついてもどんな苦労をしてもがまんして。石にかじりついてでも。是が非でも。「―やり遂げたい」補説 文化庁が発表した平成2二0〇年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされる「石にかじりついてでも」を使う人が6六6六.・5五パーセント、本来の言い方ではない「石にしがみついてでも」を使う人が2二3三.・0〇パーセントという結果が出ている。石いしに灸きゅう効き目のないことのたとえ。石に針。類語 馬耳東風・馬の耳に風・馬の耳に念仏・犬に論語・牛に経文・牛に対して琴ことを弾ず・兎に祭文・糠ぬかに釘・豆腐に鎹かすがい・暖簾のれんに腕押し・石に針・沢庵たくあんのおもしに茶袋・汽車の後押し・網の目に風とまらず・籠で水を汲む・屋上屋おくを架す・屋下に屋を架す・月夜に提灯ちょうちん・闇の夜の錦・泥田を棒で打つ・竹藪に矢を射るよう・死に馬に鍼はり・氷に鏤ちりばむ・泥裡でいりに土塊どかいを洗う・権兵衛が種蒔きゃ烏からすがほじくる・骨折り損の草臥くたびれ儲もうけ石いしに漱くちすすぎ流ながれに枕まくらす負け惜しみの強いことのたとえ。また、屁へ理屈をつけて言い逃れることのたとえ。晋しんの孫楚そんそが「石に枕し流れに漱ぐ」というべきところを「石に漱ぎ流れに枕す」と誤り、「石に漱ぐ」とは歯を磨くこと、「流れに枕す」とは耳を洗うことだとこじつけたという、「晋書」孫楚伝の故事による。漱石枕流そうせきちんりゅう。石いしに立たつ矢や一念を込めてやれば、どんなことでもできることをいうたとえ。漢の李広が石を虎と見誤って矢を射たところ、矢が石に立ったという「史記」李広伝の故事による。石いしに針はり「石に灸きゅう」に同じ。類語 馬耳東風・馬の耳に風・馬の耳に念仏・犬に論語・牛に経文・牛に対して琴ことを弾ず・兎に祭文・糠ぬかに釘・豆腐に鎹かすがい・暖簾のれんに腕押し・石に灸きゅう・沢庵たくあんのおもしに茶袋・汽車の後押し・網の目に風とまらず・籠で水を汲む・屋上屋おくを架す・屋下に屋を架す・月夜に提灯ちょうちん・闇の夜の錦・泥田を棒で打つ・竹藪に矢を射るよう・死に馬に鍼はり・氷に鏤ちりばむ・泥裡でいりに土塊どかいを洗う・権兵衛が種蒔きゃ烏からすがほじくる・骨折り損の草臥くたびれ儲もうけ石いしに布団ふとんは着きせられず「石」は墓石の意で、親が死んでからでは孝行はできないことをいうたとえ。孝行のしたい時分に親はなし。類語 孝行のしたい時分に親はなし・子養わんと欲すれど親待たず・木静かならんと欲すれども風止まず・風樹の嘆石いしに枕まくらし流ながれに漱くちすすぐ《「蜀志」彭羕伝から》俗世間から遠ざかって山林に隠れ住み、自由な生活をする。→石に漱ぎ流れに枕す石いしの上うえにも三年さんねん冷たい石の上でも3三年も座りつづけていれば暖まってくる。がまん強く辛抱すれば必ず成功することのたとえ。石いしを抱いだきて淵ふちに入いる《「韓詩外伝」三から》むやみに危険をおかすこと、意味なく自分の命を捨てることのたとえ。石を抱きて淵に臨のぞむ。 |