释义 |
[一]〘代〙[二]〘副〙何れ菖蒲か杜若何れ劣らぬ何れともなし何れにしてもいず‐れ【▽何れ┊×孰れ】〔いづ―〕アクセント いずれ○ 一〘代〙不定称の指示代名詞。どれ。どちら。どっち。「―の物も名品ぞろいだ」 「合否―の場合も通知します」二〘副〙1いろいろな過程を経たうえでの結果をいう。いずれにしても。結局。「その場はごまかせても―ばれるに決まっている」2あまり遠くない将来をいう。そのうちに。近々。「―改めて伺います」類語 一何処どこ・どこそこ・いずこ・どこら・どこいら・どの辺・どこやら・いずかた・どちら・どっち・どこか・某所・某地/(二1)結局・結句・遂ついに・畢竟ひっきょう・とどの詰まり・詰まるところ・帰するところ・詮せんずるところ・要するに・どの道・所詮しょせん・どうせ・つまり・矢張り・いずれにしても・挙げ句・挙げ句の果て・いよいよ・とうとう・どうとも・どうあっても・どうでも・どっち道・差し詰め・究竟きゅうきょう・果ては・何と言っても・どっち道・もはや・とにかく・何しろ・何せ・何分なにぶん・何分にも・なんにせよ・ともかく・ともかくも・ともあれ・とまれ・とにもかくにも・それはともあれ・遅かれ早かれ・善かれ悪しかれ/(2)近日・そのうち・やがて・近近ちかぢか・近近きんきん・遅かれ早かれ・早晩・追って・何時か・直じきに・すぐ・直ちに・早速・じき・すぐに・すぐさま・即・もう・間もなく・程なく・今に・追い追い・追っ付け・来きたる・日ならずして・後日・他日・不日・又の日・近く・遠からず・上げず・ぼちぼち・今にも・そろそろ・行く行く・目前・秒読み・カウントダウン・追っ掛け・時間の問題・ややあって・今日明日・すかさず・間を置く・時を移さず・この先・日ならず何いずれ菖蒲あやめか杜若かきつばた《アヤメとカキツバタは似ていて区別がつきにくいところから》どちらも優れていて優劣がつけにくいこと。何いずれ劣おとらぬどれもこれも優れていて、見劣りするものがない。「―強豪ぞろい」類語 互角・伯仲・五分五分・おっつかっつ・拮抗・どっこいどっこい・とんとん・等しい・同じ・同一・等価・同等・五分・対等・匹敵・比肩・伍する・相半ばする・肩を並べる・勝るとも劣らない・並び立つ・負けず劣らず・似たり寄ったり・並ぶ・団栗どんぐりの背せい比べ・双璧そうへき・ちょぼちょぼ・甲乙付け難い・雁行・一進一退・鍔競つばぜり合い・竜虎相搏あいうつ・追いつ追われつ・抜きつ抜かれつ・競り合う・せめぎ合う・攻防・一歩も引かぬ何いずれともな・し比較してどちらがどうということがない。取り立てて優劣はない。いずれとなし。「おほかたの秋に心は寄せしかど花見るときは―・し」〈拾遺・雑下〉何いずれにしてもアクセント いずれにして↓も どちらを選ぶにしても。事情がどうであろうとも。どっちみち。いずれにせよ。「―、今日中に納入するのは無理だ」類語 矢張り・結局・畢竟ひっきょう・所詮しょせん・どの道・結句・遂ついに・とどの詰まり・詰まるところ・帰するところ・詮せんずるところ・要するに・いずれ・どうせ・つまり・挙げ句・挙げ句の果て・いよいよ・とうとう・どうとも・どうあっても・どうでも・どっち道・差し詰め・究竟きゅうきょう・果ては・何と言っても・もはや・とにかく・何しろ・何せ・何分なにぶん・何分にも・なんにせよ・ともかく・ともかくも・ともあれ・とまれ・とにもかくにも・それはともあれ・遅かれ早かれ・善かれ悪しかれ |