释义 |
いちかわ‐だんじゅうろう【市川団十郎】〔いちかはダンジフラウ〕歌舞伎俳優。屋号、成田屋。江戸歌舞伎を代表する名門で、荒事あらごとの宗家。一(初世)[1一6六6六0〇~1一7七0〇4四]一説では1一4四歳で荒事を創始したといわれ、三升屋兵庫の名で脚本も書いた。俳優生島半六に舞台で刺殺された。二(2二世)[1一6六8八8八~1一7七5五8八]江戸の人。初世の長男。隈取くまどりの工夫など荒事を洗練させ、市川家の芸として確立した。三(7七世)[1一7七9九1一~1一8八5五9九]江戸の人。5五世の孫。歌舞伎に能を取り入れるなど革新に努めた。歌舞伎十八番を選定。四(9九世)[1一8八3三8八~1一9九0〇3三]江戸の人。8八世の弟、7七世の五男。本名、堀越秀ほりこしひでし。活歴と称する新作の歴史劇を演じた。明治の劇聖とよばれる。五(1一1一世)[1一9九0〇9九~1一9九6六5五]東京の生まれ。7七世松本幸四郎の長男で、1一0〇世の養子。本名、堀越治雄ほりこしはるお。天性の美貌と華のある芸風で人気を博した。六(1一2二世)[1一9九4四6六~2二0〇1一3三]東京の生まれ。1一1一世の長男。本名、堀越夏雄ほりこしなつお。歌舞伎十八番の継承・復活に尽力。パリのオペラ座など、海外での公演にも積極的に取り組んだ。 九代目・市川団十郎/国立国会図書館蔵 |