释义 |
端島長崎県長崎市、高島南端から南西に約2.5kmの五島灘に浮かぶ無人島。古くから石炭採掘が行なわれており、明治期に本格化。大正期には炭鉱労働者のため日本初の鉄筋コンクリート製集合住宅が建設される。高層建築物が立ち並ぶ姿が軍艦に似ていたことから「軍艦島」の愛称がつく。炭鉱最盛期には5000人以上の島民を数えたが、1970年代の閉山に伴い無人島化。島内は長く立ち入り禁止となっていたが、2000年代より一部区域に限り観光客の立ち入りが許可されるようになる。2015年には「明治日本の産業革命遺産」の一部として、ユネスコの世界遺産に登録された。 |