释义 |
[一]〘名〙[二]〘名・形動〙一色一香無非中道いっ‐しき【一色】アクセント いっしき○ 一〘名〙1一つの色。ひといろ。いっしょく。2華道で、一種類の花木を生けること。「万年青おもとを―にいける」3物事の一種類。また、同じ種類。ひとしな。「しわい人でつひに孫どもに何を―くれられたことが御座らぬ」〈虎寛狂・財宝〉二〘名・形動〙(「一式」とも書く)いちずであること。また、そのさま。「真面目―な文句」〈漱石・明暗〉一色一香いっしきいっこう無非中道むひちゅうどう《「摩訶止観まかしかん」から》仏語。いかなる些細な存在にも中道の真理が備わっている、ということ。天台宗でいう。いっしき【一色】アクセント いっしき○ 室町時代の守護大名。足利あしかが氏の一支族。足利泰氏の子の公深こうしんが三河国吉良庄一色に住んだことに始まる。その子の範氏のりうじが足利尊氏に従って九州で戦い、のち四職ししき家の一となる。 |