[形動]❶《「いい加減なところ」 「いい加減に」の形で》相当の程度に達しているが、取り返しがつかないほどではないさま。ほどほど(のところ)。「夜もふけたからいい加減なところで切り上げよう」「この辺でいい加減に白状したらどうだ」「冗談はいい加減にしろ」使い方状態の持続や増長をマイナスに評価して、その終息を期待していう。
❷物事に徹していないさま。また、無責任で当てにならないさま。「仕事ぶりがいい加減だ」「いい加減な返事をしてその場を逃れる」使い方マイナスに評価していう。
[副]もうたくさんだと感じるほどに程度が高いさま。また、相当に程度が高いさま。「こう暑くてはいい加減いやになるなあ」「単調な仕事でいい加減飽きがきた」
「よいかげん」とは言わない。書き方かな書きも多い。