[名]❶《数量・段階・程度などを表す語に付いて》それを基準としてそれより下。「一八歳以下は入場お断り(=一八歳は入場できない)」「違反者には一万円以下の罰金を科する(=罰金の最高額は一万円)」「高校生以下は割引料金とする(=高校生は割引の対象内)」使い方基準の数値を含むか含まないかで意味が紛れやすいため、数学では〈含む〉と規定し、一般に、数値を伴う場合や序列が明確な場合はこれに準じる。ただし、数値を伴わないで程度をいう場合は、「待遇は世間並み以下だ(=世間並みに満たない)」 「僕の実力は彼以下だ(=彼に及ばない)」などのように、〈含まない〉と解される。「以上」の場合も同様。「未満(=基準に満たない意)」は、字義通りその数値を含まないで、それより下の意。
❷文章で、それより後に続く部分。「詳細は以下に述べるとおりである」「以下省略」❸《代表として挙げる語に付いて、下に数値を伴い》それを始めとして、関係するもの全部。「社長以下八名(=全部で八名)が出席した」
①②![[対義語]](Images/mingjing/gaiji/対義語.svg)
[以上]