[名]小さなうろこにおおわれた細長い円筒形の体を持つトカゲ目ヘビ亜目の爬虫類の総称。表皮が古くなると脱皮する。四肢はなく、腹面のうろこを起伏させ、体をくねらせながら前進する。ほとんどが陸生で、卵生または卵胎生。肉食性で、小動物・小鳥・鳥の卵などを丸のみにする。神話・伝説などにも多く登場し、神の使いとして崇められる一方、執念深く、不気味な生き物として恐れられる。ながむし。くちなわ。十二支では第六番目の「巳」にあてる。読み分け「鬼が出るか蛇が出るか」 「蛇は一寸にして人を吞む」は「じゃ」と読む。「蛇に睨まれた蛙」 「藪をつついて蛇を出す」は「へび」と読む。「蛇の道は蛇」は「じゃのみちはへび」と読む。