[名]❶イネ科タケ亜科の多年生植物の総称。茎は横にはう地下茎の節または先端からまっすぐに伸びる。円筒形の茎にも節があり、節と節の間は中空。地下茎から生じる若芽は筍といい、食用。楽器・工芸品・建築などの材とするほか、観賞用にも植栽。松・梅とともに厳寒の三友と呼ばれ、慶事に用いる。マダケ・ハチク・モウソウチクなど種類が多い。一般に小形のものは笹と呼ぶ。「竹に雀[虎](=取り合わせのよいもののたとえ)」❷竹を材料とした管楽器。笛・尺八・笙など。文具/和楽器合方 糸竹 打ち物 鉦 琴 月琴 五弦(五絃) 琴(箏) 簓 三曲 三弦(三絃) 四拍子 三味線 笙 鉦 鉦鼓 箏 大正琴 鼓 鳴り物 鐃鈸 篳篥 編木・拍板 振り鼓 四つ竹 和琴(倭琴)