释义 |
[ことば探究]「ほとばしる」の使い方 ほと–ばし・る【▼迸る】 [自五]激しく噴き出す。飛び散るように勢いよく噴出する。「岩の間から清水がほとばしる」「傷口から鮮血がほとばしった」「原初的な芸術への欲求がほとばしる作品」[ことば探究]「ほとばしる」の使い方水・血液などが物理的に噴き出すことを言う場合と、感情・性質などが激しく表出することを言う場合がある。物理的に噴出する意では、飛び散るように広がり出るというニュアンスがあり、まっすぐ噴き出すような場合には使われにくい。また、やや比喩的に「光がほとばしった」などとも言う。激しさ、鮮烈さを文学的に描写し、客観的な記述にはあまり使われない。「×報告によると、パイプから熱水がほとばしったらしい」感情などが表出する意では、勢いのよさやエネルギーに満ちている感じをニュアンスとして持つため、悲しみや後悔についてはあまり使わない。「○激しい歓喜がほとばしる」「×激しい後悔と自責の念がほとばしる」 |