[名]❶文章・絵・写真などを編集して印刷した紙葉を、ひとまとまりに綴じて装丁したもの。書物。書籍。「本を読む」「本棚・本屋」「絵本・豪華本」❷脚本。「このドラマは本が悪い」
(造)❶もとになるもの。よりどころ。「本店・本部」「根本」❷正式な。「本職・本物」❸いま問題にしている。当該の。この。「本事件・本発表」❹細長いもの、タイヤ、映画などの作品を数える語。また、柔道・剣道などで、技の数を数える語。「鉛筆三本」「八本の映画に主演する」「一本とる」✦品格✧[書]「書を繙く」[書籍]「電子書籍」[書物]「書物文化」[図書]「図書目録」[文献]「文献に当たる」
「本」の敬語表現〔尊敬語〕[貴書] 「貴書、ありがたく拝受いたしました」[貴著] 「貴著、とくと拝見いたしました」[高書]・御高書 「待望の御高書を昨日購いました」[高著]・御高著 「御高著を賜り、ありがとうございます」 「高著の御恵投、誠にありがとう存じます」御著書 「佐藤先生の最新の御著書をご紹介いたします」御本 「新刊のご本、面白く拝読いたしました」 「お兄ちゃんにご本を読んでもらいなさい」[大著] 「先生の大著、謹んで拝読いたしました」*「高書」 「高著」は、それ自体が尊敬の意を含む語だが、「御~」を添えた、より敬度の高い言い方も広く行われる。*「大著」は、「分量が多く、優れた著作」の意で使うことが多く、分量がそれほど多くない書物には使わない。〔丁重語〕[雑書] 「雑書一本、ふつつかながらお目にかけます」[小著] 「最新の小著、お納めいただければ[御高覧の栄に浴すれば]幸甚です」[拙著] 「拙著を御愛読いただき、感謝の気持ちでいっぱいです」 「拙著一本、大兄に献じます」読み物/本書 書籍 書物 草紙・草子・冊子・双紙 電子書籍 典籍 図書 ブック ブックレット 文献 簿冊 物の本 読み物