释义 |
[使い方] おら–・れるヲラ━ [連語]❶「いる」 「…て[で]いる」の尊敬語。「その頃向島に文淵先生という方がおられた<出典>〈鷗外〉出典>」「この物語を最初から読んでおられる読者は、多分覚えておられるでしょうが<出典>〈谷崎潤一郎〉出典>」❷(…て)おることができる。(…て)いられる。(…て)おれる。「長くはおられません」「泣かずにはおられない」[おる(居)]動詞「おる(居る)」の未然形+尊敬・可能の助動詞「れる」。使い方もともと、「おる」は、無生物の存在を表す「ある」に対して、「いる」とともに人や動物の存在を表す語として使われた。江戸時代に「いられる」、近代に「おられる」の尊敬語の用法も生まれた。「お客様は今別室におられます」などは、現在でも西日本を中心に使われるが、「いらっしゃいます」 「おいでになります」と言い換えることも多い。 |