释义 |
[使い方] ない–で [連語]❶打ち消しの意を伴って、文を中止したり、連用修飾したりする。~ず(に)。「食べないで、待っていた」❷《「いる」 「おく」 「済む」などの動きの完了や処置を表す表現を伴って》打ち消した状態を維持する意を表す。~ず(に)。「まだ寝ないでいる」「持っていかないで済みそうだ」❸《「…ないでいられない」 「…ないで済ませない」 「…ないでおくものか」などの二重否定や反語の形で》事態がどうしても生じる意を表す。「飲まないではいられない」「つかまえないでおくものか」❹《文末で使って》禁止を表す。「こっちに来ないで」 使い方「ないで」 「なくて」 「ず(に)」のうち、「ないで」が最も使用範囲が広く、「なくて」が最も狭い。おおよそ、次のような使い分けがある。⑴状態副詞的に動詞の意味を修飾する場合は、「ないで」 「ず(に)」を使う。「慌てないで/慌てず 行け」「休まないで/休まずに 働く」⑵「…てほしい」 「…てくれ」などの補助用言に接続するときは「ないで」を使う。「来ないでほしい」「行かないでくれ」⑶因果関係や並列関係を表す場合はいずれも使える。「君と 会えないで/会えなくて/会えず 残念だ」「私に 似ないで/似なくて/似ず、夫に似ている」⑷「…て(も)いい」の場合は「ないで」 「なくて」を使う。「行かないでも/行かなくても いい」⑸文末で禁止を表す場合は、「ないで」しか使えない。「こっちに来ないで」⑹打ち消し状態の維持を表すもののうち、「…済む」にはいずれも使えるが、「…いる」 「…ある」 「…おく」には、「ないで」 「ず(に)」を使う。「行かないで/行かなくて/行かずに 済みそうだ」「寝ないで/寝ずに いる」⑺事態がどうしても生じることを表す「…(は)いられない」 「…(は)おかない」 「…(は)すまさない」などの二重否定や反語には、「ないで」 「ず(に)」を使う。「泣かないでは/泣かずには いられない」「懲らしめないで/懲らしめずに おくものか」 |