释义 |
[使い方][使い方][使い方] か・く【▼搔く】 [他五]❶指先や先のとがった物で、物の表面をこする。「かゆいところをぼりぼりかく」「孫の手で背中をかく」「犬が前足で地面をかく」「しきりに照れて頭をかく」❷①に似た動作をして、払いのけたり寄せ集めたりする。「くま手で落ち葉をかく」「火鉢の灰をかき集める」❸くしの歯などで髪をとかす。くしけずる。「太郎は髪を右の五本の指で搔いて整えた<出典>〈曽野綾子〉出典>」❹刃物を手前に引いて切り取る。また、ひっかけるようにして切る。「寝首をかく」「腹をかき切る」❺刃物などで細かく削り取る。また、こそぎ落とす。「氷[かつお節]をかく」「さびをかき削る」❻こするようにしてこねまぜる。「からしをかく」「卵黄と油をかき混ぜる」❼水中を進むために、手足や艪などで水を押し分ける。「アヒルが足で水をかく」「人波をかき分けて進む」❽鋤などで田を耕す。「田をかく」❾その現象や表情・心理状態などが、それと分かるような形をとって表に現れる。「汗[寝汗・冷や汗]をかく」「いびきをかく」「べそ[ほえ面]をかく」「恥をかく」「欲をかく(=あらわにする)」 ~ヲに〈結果〉をとる。慣用句的に使う。 ❿足を組んでその形を作る。「胡座をかく」 構え作る意の「掛く(=掛ける)」から出た語。のち「搔く」と混同されるようになった。 書き方⑴特に⑨⑩は、積極的にかな書きにされる。⑵「掻」は簡易慣用字体。可能かける名搔き |