[名]❶他と区別したり、他に合図したりするための記号や図形。目じるし。「目録に印を付ける」「赤は止まれの印」❷ある事実の証拠となるもの。あかし。「愛のしるしに指輪を贈る」「免許皆伝のしるし」❸ある概念の象徴となるもの。「鳩は平和のしるし」❹何事かの起こる兆候・前兆。「火山噴火のしるしがある」❺感謝などの微意を表すもの。「ほんのしるしばかりの品」❻(討ち取った証拠としての)敵の大将などの首。「首級を挙げる」書き分け[印] は①をはじめ広く使う。[標] は高く掲げたしるしの意で主に①、[証] は②⑤、[徴] は③④、[首] [首級] は⑥に使うが、いずれも[印] またはかな書きにすることも多い。なお「証し」は「あかし」とも読むので注意。