释义 |
[使い方] ぬ [助動 特活型](○–ず–ぬ・ん–ぬ・ん–ね–○)(打ち消しの助動詞「ず」の連体形「ぬ」が、終止形として使われるようになったもの。「ん」とも)打ち消しを表す。「そんなことは知らぬ」「よからぬことを考えるな」使い方⑴動詞、ク活用の形容詞、助動詞「(さ)せる」 「(ら)れる」 「しめる」 「ます」の未然形に付く。サ変動詞には「せ」の形に付く(「悪いようにはせぬ・遅刻せぬように注意せよ」)。⑵仮定形「ね」は「…ねばならない」 「…ねばならぬ」に残るのみ。⑶「ぬ」 「ん」は、打ち消しの助動詞「ない」と異なり時の助動詞「た」と直接接続しないが、「ません」の後には「です」を介して、「知りませんでした」のように接続させる(「ます」を伴わない「知らんでした」は一般的でない)。⑷「ぬ」 「ん」は文章語的で古風な言い回しや方言的な言い回しに現れることが多く、普通の言い方としては「ない」を使うのが一般的。ただし、丁寧の助動詞「ます」には「ない」が付かず、「ません」の形をとる。また、連用形「ず」も「ないで」 「なくて」とともにしばしば使われる。[ない]・[ず] |