⦿胸が一杯にな・る
感激などで心が満たされる。
⦿胸が躍・る
喜びや期待で胸が高鳴る。わくわくする。
⦿胸が空・く
胸のつかえがとれて、さわやかになる。「胸がすくようなホームラン」「胸のすく」の形も多い。「すく」はかな書きが多い。 ⦿胸が塞が・る
悲しみや心配で暗い気持ちになる。憂鬱になる。
⦿胸が焼・ける
胸焼けがする。
⦿胸に一物
口には出さないが、心の中にたくらみを持つこと。
⦿胸に刻・む
心にしっかりととどめて、忘れないでおく。「共に過ごした日々を胸に刻む」
⦿胸に迫・る
[迫る⑤]⦿胸に畳・む
[畳む⑤]⦿胸に手を当・てる
(両手を胸にあてがい)心を落ち着かせて、じっくりと思案する。胸に手を置く。
⦿胸に秘・める
心の内に隠して、人に知られないようにする。
⦿胸を痛・める
ひどく心配する。心を痛める。
⦿胸を打・つ
強く感動させる。心を打つ。「勇気ある行為が人々の胸を打った」
⦿胸を躍ら・す
[躍らす②]⦿胸を借・りる
相撲で、上位の力士にけいこをつけてもらう。また、一般に、実力が上の人に練習の相手をしてもらう。
⦿胸を焦が・す
深く恋い慕う。心を焦がす。
⦿胸を染・める
ある物事に深い関心を寄せる。
⦿胸を潰・す
[潰す⑥]⦿胸を撫で下ろ・す
心配事が解消して、一安心する。ほっとする。注意「心をなで下ろす」 「肩をなで下ろす」は誤り。 ⦿胸を弾ま・せる
期待や喜びで心がうきうきする。
⦿胸を膨らま・せる
期待や喜びで心がいっぱいになる。「希望に胸を膨らませる」